1.2 変動金利では政策金利によって変動するリスクあり
住宅ローンが「変動金利」なら、政策金利の変動によって毎月の支払額が増えてしまう可能性もあります。
変動金利では、固定金利とは違って「短期プライムレート」を基準としています。これまでの期間は、政策金利がほとんど変わらなかったために短期プライムレートもほとんど変動していません。
参考までに、2019年までの過去20年間を見ると日本の政策金利は他国と違ってほとんど変動することがありませんでした。
同時期の短期プライムレートも見てみましょう。
こちらもほとんど変動していません。
政策金利と短期プライムレートの相関関係を考えると、今後は政策金利の引き上げによって変動金利型の住宅ローンはどんどん返済負担が増えると考えられます。
次の章では、住宅ローンの金利はどちらで契約している人が多いのか確認します。