4. 低所得者のみへの給付金をどう捉えるのか

給付金は、低所得者などの生活が厳しい人に支給されることが多いです。

そのため、会社員として毎日働いているけど生活に余裕があるとは言えない、いわゆる「中間層」の人の中には、「低所得者のみが給付金を受け取ってずるい」、「中間層にも給付金を支給するべきだ」と主張する人もいるかもしれません。

しかし、低所得者はそれぞれ働けない事情や複雑な事情を抱える人も多いです。

また、この度の給付金は継続的に行われるものではないため、低所得者の生活において根本的な解決策とはいえないでしょう。

住民税が課税でも非課税でも、各世帯で経済的なゆとりを生み出す方法を探すことが重要です。

参考資料

苛原 寛