5. 団地暮らしで本格DIY!おしゃれで機能的なアイデア3.壁も床も張り替えてガラッと雰囲気を変える

壁も床も全て張り替えて本格DIYする方法もあります。

分譲の団地を購入したのであれば、壁紙も床材も剥がしてリノベーションすれば、全く雰囲気の違う部屋を作ることもできます。

ただし、その場合、剥がした壁紙や床材の処分もしなければならず、とても大変です。

また、賃貸の団地だと、勝手に壁紙や床材を剥がせないため、現実的ではありません。

しかし、先にも述べたように、貼って綺麗に剥がせる壁紙やリメイクシートもたくさん売られています。これらを利用することで壁紙を自分の好みの柄に変えることができます。

また、既存の床材の上にタイルシートやクッションフロアを敷くことで、簡単に床の雰囲気を変えることも可能です。

賃貸で壁紙や床材を変える場合に注意しなければならないのは、原状回復できるかどうかです。壁紙を貼ったものの、剥がした時に既存の壁紙まで剥がれてしまった場合、退去時に修繕費を支払わなければならなくなります。

既存の壁紙が剥がれないように、マスキングテープで養生したり、粘着力の弱いノリを使ったりして、慎重に貼るようにしましょう。

また、床材を変える場合も注意が必要です。接着剤を使う床材や粘着タイプの床材だと、剥がした時に既存の床に接着剤が付いてしまう可能性があります。場合によっては床材を傷つけてしまうこともあるでしょう。

綺麗に剥がせるように、接着剤のない敷くだけの床材や吸着タイプの床材を選び、退去時に余計な修繕費を負担しないように気をつけてください。