3. 積立投資で「貯蓄3000万円」を目指すシミュレーション
貯蓄方法は多岐に渡りますが、一例として「積立投資」を行うと想定し、シミュレーションしてみます。
金融庁「資産運用シミュレーション」を用いてみましょう。
※60歳に3000万円到達を目指すものとします。
※なお、年率4%で運用できたケースを想定しています。
3.1 【投資開始年齢:投資期間・月々の積立額】
- 30歳:30年・4万3225円
- 35歳:25年・5万8351円
- 40歳:20年・8万1794円
- 45歳:15年・12万1906円
今30歳の人であれば、毎月4万3225円を積立投資に回すことで、60歳で貯蓄3000万円を達成できます。
投資期間が長いほど、資産が増やしやすくなることがわかります。
ただし、実際にはシミュレーション通りの年率を保てる保証はありません。年によって変動するので、「大きなお金が必要になった」というタイミングで元本割れを起こすというリスクもあるでしょう。
そのため、ひとつの方法で老後資金を貯めるのではなく、複数の方法にてリスクを分散させる視点が必要になります。