貯蓄の第一歩である「貯金箱」は英語で何というのか
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これから資産を形成しようという人にとって「貯金」はすべての第一歩。まさに「実りある貯蓄の道の第一歩は貯金から」ともいえるでしょう。今回はその貯金をためる「貯金箱」を英語でどのように言うのか、また貯蓄の中で貯金をどうとらえばよいのかを見ていきましょう。
貯金箱の英語は豚を意識する/しないで分かれる
一般的に貯金箱を英語で表現しようとすると以下の3つです。
- a savings box
- a money box
- a piggy bank
はじめの2つはそのままの意味ですが、3番目の"a piggy bank"はまさに「豚の貯金箱」です。
なぜ豚なのでしょうか。
貯金箱はなぜ豚の姿をしているのか
貯金箱が豚なのは諸説あるそうです。
- 豚が縁起物の動物だから(一度に子供たくさん産むところをとらえて「あずけたお金が増える」というイメージ)
- 豚は有用性の象徴だから(食べるところで捨てるところがない)
- 「陶器」と「豚」の発音が似ており、貯金箱づくりの職人が聞き間違えたから
いずれの説も納得感がありますが、皆さんはどうお考えでしょうか。
「貯金」から「貯蓄」へが資産形成の次ステップ
みなさん、「貯金」と「貯蓄」を同じようなものだとお考えではないでしょうか。実際は大きく異なります。
「貯蓄」に「貯金」を含みますが同時にいわゆる有価証券などの投資も含みます。「預貯金」はリスク資産ではありませんが、有価証券投資にはリスクが伴います。
したがって、大きく資産を増やそうとすれば、リスクとの上手な付き合い方がつのポイントとなります。
参考記事:「お金の見方が変わる!知っておきたい「貯金」と「貯蓄」の違い」
マネー編集部
執筆者
私たちは、保険会社・大手銀行・証券会社など金融機関での勤務経験を有したメンバーで構成する、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のマネー編集部です。
日本生命保険相互会社出身の村岸理美・三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子・株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵・SMBC日興証券株式会社出身の安達さやかなどを中心としたメンバーで構成。それぞれが大手金融機関にて主にリテール・法人・富裕層向けの資産にまつわるアドバイス業務を経験。主に国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険の販売業務に従事し、トップセールスで多数の表彰歴を持つ人や、研修講師として年間100回超の登壇経験を持つ元研修講師なども在籍。
専門性の高いテーマで年間8000本以上の企画・執筆・編集・監修の実績があり、特に以下の分野を中心に、厚生労働省・金融庁・総務省などの官公庁の一次情報をベースに記事を企画・執筆・編集している。
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公的年金制度(厚生年金保険・国民年金)、社会保障制度、相続・贈与・退職金、NISA・iDeCoなどの税制優遇制度、資産運用・資産形成・保険など
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