これから資産を形成しようという人にとって「貯金」はすべての第一歩。まさに「実りある貯蓄の道の第一歩は貯金から」ともいえるでしょう。今回はその貯金をためる「貯金箱」を英語でどのように言うのか、また貯蓄の中で貯金をどうとらえばよいのかを見ていきましょう。
貯金箱の英語は豚を意識する/しないで分かれる
一般的に貯金箱を英語で表現しようとすると以下の3つです。
- a savings box
- a money box
- a piggy bank
はじめの2つはそのままの意味ですが、3番目の"a piggy bank"はまさに「豚の貯金箱」です。
なぜ豚なのでしょうか。
貯金箱はなぜ豚の姿をしているのか
貯金箱が豚なのは諸説あるそうです。
- 豚が縁起物の動物だから(一度に子供たくさん産むところをとらえて「あずけたお金が増える」というイメージ)
- 豚は有用性の象徴だから(食べるところで捨てるところがない)
- 「陶器」と「豚」の発音が似ており、貯金箱づくりの職人が聞き間違えたから
いずれの説も納得感がありますが、皆さんはどうお考えでしょうか。
「貯金」から「貯蓄」へが資産形成の次ステップ
みなさん、「貯金」と「貯蓄」を同じようなものだとお考えではないでしょうか。実際は大きく異なります。
「貯蓄」に「貯金」を含みますが同時にいわゆる有価証券などの投資も含みます。「預貯金」はリスク資産ではありませんが、有価証券投資にはリスクが伴います。
したがって、大きく資産を増やそうとすれば、リスクとの上手な付き合い方がつのポイントとなります。
参考記事:「お金の見方が変わる!知っておきたい「貯金」と「貯蓄」の違い」
青山 諭志