3. 65歳以上高齢者世帯の38%が住民税非課税世帯に該当…
厚生労働省の「令和5年 国民生活基礎調査」によると、65歳以上の約38.1%が住民税非課税世帯となりました。
【住民税非課税世帯の割合(小数点第二以下切り捨て)】
- 29歳以下:32.7%
- 30~39歳:11.9%
- 40~49歳:10%
- 50~59歳:13.5%
- 60~69歳:21.6%
- 70~79歳:35.8%
- 80歳以上:52.5%
- 65歳以上:38.1%
- 75歳以上:49%
住民税非課税世帯の多くが高齢者です。
老後収入の柱となる年金が少なく、その他の収入もないと想像できます。
4. 参考:2023年~2024年実施の給付金・定額減税のまとめ
2023年の経済対策に基づき実施中の給付金・定額減税についてまとめました。
コロナ禍以降、継続的に給付金が支給されている状況です。
お住いの自治体ホームページにて対象者・支給額・手続き方法を確認して、受給漏れのないように注意しましょう。
参考資料
- 厚生労働省「令和5年 国民生活基礎調査」
- 財務省「住民税について教えてください。所得税とはどう違うのですか?そもそも国税と地方税の違いはなんですか?」
- 大阪市「個人市・府民税が課税されない方」
- 港区「住民税(特別区民税・都民税)はどういう場合に非課税になりますか。」
- 徳島市「低所得者支援給付金について」
- 神戸市「新たに住民税非課税もしくは均等割のみ課税となる世帯への10万円の給付」
- 杉並区「令和6年度住民税非課税世帯等給付金(令和6年度新たに住民税非課税世帯等となる世帯への給付)」
- 内閣官房「デジタルの積極的活用による簡素・迅速な給付」
和田 直子