2. 【参考】2024年3月までのNISA口座数の推移
それでは、2024年3月までのNISA口座数の推移を確認していきましょう。
NISA口座数の推移(2018年12月~2024年3月の口座数)

出所:金融庁「NISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について」より筆者作成 ※2018年12月~2023年12月の口座数は、一般NISA口座数とつみたてNISA口座数の合計数とします。2024年3月の口座数は新NISAの口座数としています。
つみたてNISAが始まって最初の調査が行われた2018年12月から、つみたてNISAと一般NISAの合計口座数の推移を見ていくと、NISAの口座数は右肩上がりに増えていることがわかります。
特に2024年の新制度スタートに伴い、2024年3月末の口座数は大きく伸長している様子も見受けられます。
3. 【年代別】NISAの口座保有数をチェック
それでは、現在の口座保有数はどのような状況なのでしょうか。
2024年3月末現在の、年齢層ごとにNISA口座の保有数をみていきましょう。
3.1 2024年3月末現在のNISA口座保有数(割合)
- 総数:2322万7848口座(100.0%)
- 10歳代 13万3990口座(0.6%)
- 20歳代:257万3547口座(11.1%)
- 30歳代:407万4501口座(17.5%)
- 40歳代:448万4318口座(19.3%)
- 50歳代:437万9630口座(18.9%)
- 60歳代:342万6093口座(14.7%)
- 70歳代:273万4208口座(11.8%)
- 80歳代以上:142万1561口座(6.1%)
次の章では、新NISAを検討して開始するなら早い段階がよい理由について、解説していきます。