2. 【LOWYAが関東初出店】マークイズみなとみらい店の特徴は?

オープンに先駆けて8月8日に開催された内覧会で、浮城智和・代表取締役は「ユーザーの方から『実物を見れないのか』という声は以前からいただいていたが、ショッピングのネットとリアルの境界がなくなってきたことでようやく出店に踏み切ることができた」とコメント。すでにオープンしている店舗は想像以上の反響があるようで、ECとは異なる傾向なども明らかになってきているそうです。

浮城智和・代表取締役

話をする男性の写真

筆者撮影

マークイズみなとみらいでの出店を決めた理由は「若い世代だけでなくファミリー層も多く訪れる商業施設だから」とのこと。これまで20代を中心に支持されてきたLOWYAですが、リアルのタッチポイントを活用することで、顧客層の多様化を狙っていきます。

3. 【LOWYAが関東初出店】LOWYAならではの「SNSバズりコーナー」

マークイズみなとみらい店の売り場面積は約83坪(277.12平方メートル)で家具店としてはそこまで広くありませんが、空間をうまく使い、全500アイテム以上の商品を実際に見て、触って、体験することができます。ユニークなのは、カテゴリー別のコーナーだけではなく、企画色の強いコーナーを多く設けていることです。

バズった商品をまとめて展示している「SNSバズりコーナー」

家具売り場の写真

筆者撮影

代表的なものが、店舗中央にある「SNSバズりコーナー」。このコーナーではLOWYAの中でも特にSNSでバズった商品をまとめてディスプレイしています。たとえば、収納棚の「OSHITERU」シリーズは、推し活をテーマに開発された商品で、SNSで累計1500万以上再生されるなど、圧倒的な支持を集めています。

SNSで累計1500万以上再生された「OSHITERU」シリーズ

家具売り場の写真

筆者撮影

見た目は普通の収納棚のようですが、中を開けてみるとタオルやうちわ、ポスターなど、推し活のアイテムを綺麗に収納できる工夫が満載。ありそうでなかった発想の収納棚は発表後にすぐさま話題になり、2週間で初回在庫が完売したそうです。現在ではワイドタイプを展開するなどシリーズ化しています。

棚の中には推し活にうれしい工夫が満載

家具売り場の写真

筆者撮影

価格は税込1万7990円とリーズナブル!まさにLOWYAの真骨頂といえるコスパと機能性を両立しています。なお、参考例として展示されているアイドルはイメージを具体的にするために自社で考案されたものとのこと。魅せ方&伝え方の本気度も同社の強みといえるポイントです。