4. 資産を増やすための方法3つを解説
今ある資産を増やすために、具体的な方法3つを解説していきます。
4.1 iDeCo（個人型確定拠出年金）
まずはiDeCoです。これは老後のためにコツコツ積み立てる制度で、毎月の掛金が所得控除の対象になります。
自分で金融商品を選べ、また60歳まで原則引き出せないので、長期的な資産形成に向いています。
4.2 NISA（少額投資非課税制度）
次にNISAです。株や投資信託の利益が非課税になる制度です。
2024年からは新NISAとなり、口座開設期間が恒久化されたほか、非課税保有期間も無期限になりました。
初心者でも始めやすい制度といえるでしょう。
4.3 副業
最後に副業です。短期で収入を増やしたいなら、フリーランスやスキマ時間のバイト、ブログやYouTubeでの収益化などがあります。
副業収入を貯蓄や投資に回すことで効率的に資産を増やせるかもしれません。
計画的に使うために、副業で稼ぐ目標金額を決めるといいでしょう。
5. まとめにかえて
日本の富裕層は、外食や不動産投資などに積極的にお金を使い、経済活動を支えています。
また、富裕層といっても何もいきなり富裕層になったわけではない場合がほとんどです。
お金を増やす行動をとることで、お金持ちからホンモノのお金持ちへと資産を築き上げているのです。
つまり、一般の家庭の方でも将来の為に資産を作る・増やすとなった際にこうしたお金持ちの方の考え方や方法については今後のヒントとして役に立つでしょう。
そこでまずは、自分にはどんな方法で資産を増やしていくことができるのか知ることから始めてみるのはいかがでしょうか。
いきなり上を目指すではなく、できることをコツコツと取り組んでいけるといいですね。
参考資料
- 株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計 | ニュースリリース | 野村総合研究所(NRI)」
- Black Card Ⅰ 株式会社「ラグジュアリーカード利用データ調査」
- Black Card Ⅰ 株式会社「ラグジュアリーカード会員 ライフスタイルに関する調査」
- 金融庁「NISAを知る」
- 厚生労働省「iDeCoの概要」
- 資源エネルギー庁「エネルギー価格激変緩和対策事業」
- 首相官邸「岸田内閣総理大臣記者会見」2024年6月21日
大庭 新太朗
