1.1 子育て世帯の具体的な所得の内訳
- 総所得:812万6000円
- 稼働所得:750万円
(うち雇用者所得:710万8000円)
- 公的年金・恩給:26万6000円
- 財産所得:7万6000円
- 年金以外の社会保障給付金:20万5000円
(うち児童手当等:15万2000円)
- 仕送り・企業年金・個人年金・その他の所得:8万円
雇用者所得は「710万8000円」となっていることから、子育て世帯の平均的な世帯年収は「700万円台」であることがみてとれます。
※同調査において、雇用者所得とは「世帯員が勤め先から支払いを受けた給料・賃金・賞与の合計金額をいい、税金や社会保険料を含む。」と定義されています。
では、世帯年収700万円台は、全体の割合としてはどのくらいなのでしょうか。
次章にて、世帯年収の割合について確認していきましょう。
2. 世帯年収700万円台は一般的?お金持ち?
厚生労働省の「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」によると、世帯年収の中央値は405万円となりました。