4. 年金の受給開始年齢と総受給額
受給開始年齢を決めるとき、判断基準の1つとなるのが死亡するまでの総受給額です。
総受給額は死亡時期によって異なるため、事前に総受給額がいくらになるかはわかりません。
しかし、死亡時期を想定して総受給額を確認することで、受給開始年齢を決めやすくなります。
死亡年齢を想定して、受給開始年齢ごとの総受給額をシミュレーションしてみましょう。
65歳年金開始時の年金額を15万円とします。
4.1 60歳(繰上げ)
- 75歳で死亡:総額2052万円
- 80歳で死亡:総額2736万円
- 85歳で死亡:総額3420万円
- 90歳で死亡:総額4104万円
- 95歳で死亡:総額4788万円
4.2 65歳(本来受給)
- 75歳で死亡:総額1800万円
- 80歳で死亡:総額2700万円
- 85歳で死亡:総額3600万円
- 90歳で死亡:総額4500万円
- 95歳で死亡:総額5400万円
4.3 70歳(繰下げ)
- 75歳で死亡:総額1278万円
- 80歳で死亡:総額2556万円
- 85歳で死亡:総額3834万円
- 90歳で死亡:総額5112万円
- 95歳で死亡:総額6390万円
4.4 75歳(繰下げ)
- 80歳で死亡:総額1656万円
- 85歳で死亡:総額3312万円
- 90歳で死亡:総額4968万円
- 95歳で死亡:総額6624万円