2. 1ヵ月の電気使用量ごとに値引きされる金額の目安はいくら?
1ヵ月の電気使用量ごとに値引きされる金額の目安を以下にまとめました。
2.1 電気使用量200kWhの場合
- 8・9月分の電気補助金額(1ヵ月の値引き額)800円
- 10月分の電気補助金額(1ヵ月の値引き額)500円
2.2 電気使用量300kWhの場合
- 8・9月分の電気補助金額(1ヵ月の値引き額)1200円
- 10月分の電気補助金額(1ヵ月の値引き額)750円
2.3 電気使用量400kWhの場合
- 8・9月分の電気補助金額(1ヵ月の値引き額)1600円
- 10月分の電気補助金額(1ヵ月の値引き額)1000円
たとえば、1ヵ月に300kWhを使う家庭では、8・9月分はそれぞれ1200円の値引きに、10月分は750円の値引きになる目安となっています。
経済産業省 資源エネルギー庁によると、家庭内の電化製品の中で、1日の電力消費割合が最も多いのはエアコンで、34.2%を占めています。次いで冷蔵庫が17.8%、照明が9.6%となっています。
現役世代は、仕事や学校などで不在にすることが多く、日中はエアコンを使用しないケースがあります。
しかし、70歳代のシニア世帯では、日中も家にいることが多いため、現役世代の家庭よりもより多くの電力を消費する可能性があります。
熱中症対策にエアコンは必要なものであるため、電気代やガス代が安くなるのは喜ばしいことです。
では、70歳代の年金生活世帯の年金額や生活費、貯蓄額はどのようになっているのでしょうか。次章で詳しく見ていきましょう。