クレジットカードはいくらの決済に使う?

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電子マネーも含め様々な決済方法が現在では利用可能ですが、みなさんはいくらの決済からクレジットカードをお使いでしょうか。今回は決済手段について取り上げます。

現金決済がいまだ高い国・日本

現金決済がいまだ高いといわれる日本。クレジットカードはもとより、デビットカード、電子マネーと様々な決済手段があります。とはいえ、金額によって決済手段が異なるという人も多いのではないでしょうか。今回は2017年の金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」[二人以上世帯調査](2017年)をもとに決済手段の内容についてみていきます。

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同調査によれば1000円以下の資金決済においては、2017年は現金(紙幣及び硬貨)が約85%。電子マネー(デビットカード含む)が13%、クレジットカードが7%という結果となっています。いまだ圧倒的に現金決済が多く、その比率は年々低下しているとはいえ、依然として85%もあります。若い人の中には電子マネー使ってないの?と考える人がいるかもしれませんが、1000円以下の小口決済では今だ現金が中心といえるでしょう。

クレジットカードは高額決済手段か

では、1万円超から5万円以下ではどうでしょうか。2017年についてみると、現金は53%、クレジットカードが54%、電子マネーが2%と、クレジットカードが現金決済の比率を抜いています。2016年では現金決済の比率がクレジットカードよりも高かったことを考えれば2017年はクレジットカードにとってはターニングポイントといえるかもしれません。

また、クレジットカードは様々な付帯サービスやポイント制度が紐づいており、高額決済にはクレジットカードが欠かせないという人も多いのではないでしょうか。

今後の決済手段の技術革新はどうか

米アップル社のアップルペイ、中国企業によるスマホ決済のアリペイやWeChatペイなどQRコード決済も海外で普及をしています。とはいえ、日本の決済には様々なポイント制度と結びついており、決算手段が変わりポイントがつかないのは残念と考える人も多いのではないでしょうか。今後日本の決済手段がどのように変化してい行くのかにも注目すべきタイミングといえるでしょう。

青山 諭志

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執筆者

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。Twitter:SatooshiX