4. 生育旺盛すぎる「つる植物」を安全に楽しむ方法

4.1 這わせる場所を決める

汚れてもいいフェンスやアーチなど這わせる場所を決めて、汚したくない場所への侵入を防ぎましょう。つるが土に触れないように育てるのも、広がりすぎを防ぐためには大切です。

4.2 プランターで育てる

つる植物はハンギングにしてもおしゃれ

プランター栽培のつる植物

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 生育旺盛すぎる植物でも、プランターに植えると地植えよりは成長が穏やかになります。つる植物はハンギングでしだれさせて下から楽しむのもおしゃれですよ。年1回程度植え替えをし、屋外の土に触れない場所で育てましょう。

4.3 こまめに切り戻す

這わせる場所を決めたり、プランターに植えたりした後はこまめに観察し、決めた場所からはみ出したつるは、すぐにカットしましょう。今回ご紹介した植物はすべて強健な性質なので、ためらわず大胆にカットしてOKです。

4.4 カットした茎、根などは袋に入れて処分する

 剪定や切り戻し、植え替えなどでカットした部分は、屋外に放置せず、すぐに袋に入れて処分してください。植物ごみの処分方法は、各自治体の分別方法を確認しましょう。

5. まとめにかえて

お庭に植えると後悔するかもしれない、生育旺盛すぎる「つる植物」5選をご紹介しました。

このような植物は、病害虫や乾燥に強く、肥料もほとんど必要ない、「丈夫で育てやすい植物」でもあります。

家にお迎えしたい場合は、それぞれの植物の性質を知り、うまく付き合っていきましょう。

参考資料

鈴森 真樹