2. 高齢者世帯を対象に各自治体でエアコン購入設置の助成
経済的な理由で自宅にエアコンがない高齢者世帯に対して、夏の熱中症予防支援として、エアコンの購入と設置に要する費用を自治体で助成する方針が進められています。
一例として、東京都港区の場合、区内在住で自宅にエアコンがない、又は故障により使用できるエアコンがない世帯で、下記2点の両方に該当する世帯が対象です。
- 65歳以上の高齢者のひとり暮らし世帯、又は65歳以上の高齢者のみで構成される世帯、又は65歳以上の高齢者と障害者のみで構成される世帯である
- 世帯員全員が住民税非課税である
助成限度額は1世帯1回限りで「7万7000円」となります。
自治体によって「上記の助成が実施されているか」「どのくらい助成金がでるのか」が異なるため、お住まいの自治体ホームページを確認してみることをおすすめします。
3. 2024年夏頃から住民税非課税世帯を対象に10万円の現金給付
政府は、デフレ完全脱却を目的に、2024年夏頃から住民税非課税世帯等に10万円を給付すると表明。
さらに、対象世帯の中に18歳以下の子どもがいる場合、子ども1人あたりにつき5万円の加算がされます。
今回の10万円給付の対象者は下記のとおりです(※2023年度に実施された7万円または10万円の給付金を受給した世帯は対象外)。
3.1 10万円の現金給付の対象者
- 2024年6月3日時点で、住民税が非課税である世帯の世帯主
- 2024年6月3日時点で、住民税均等割のみが課税である世帯の世帯主
10万円給付の申請はすでに開始されている自治体が多く、自治体によっては7月〜8月頃には給付が開始されるところも。
自治体の多くが、申請期限を9月末・10月末に設定しています。