3.3 調整給付金の申請方法

調整給付金を受け取るには、自治体への申請が必要です。申請書や案内などの必要書類は、対象者へ自治体から郵送で送られてきます。

必要書類を正しく記入し本人確認書類を用意して、自治体へ返送しましょう。書類に不備がなければ、自治体が示している支給日以降、順次支給されます。

給付金の受け取りは原則申請が必要です。申請し忘れると給付金を受け取れないため、自治体からの郵送物は捨てずに内容をチェックしてください。

なお、自治体によっては手続きなしで給付金を受け取れる場合があります。口座情報が自治体に登録されている場合は、申請なしで口座に給付金が振り込まれます。

申請手続きがない場合も必ず自治体から支給金の案内が郵送されるため、郵送物の確認は怠らないようにしましょう。

3.4 燃料油価格激変緩和補助金

燃料油価格激変緩和補助金は国民に直接支給されるものではありませんが、私たちの生活に大きくかかわる「ガソリン価格」に関連した補助金です。

全国平均ガソリン価格が1リットル168円以上になった場合、1リットルあたり5円を上限として燃料油元売り事業者へ補助金を支給しています。

補助により私たちが使うガソリンの価格は25〜30円程度抑制されており、大幅な値上げなく消費ができています。

当初は2024年4月末で終了する予定でしたが、4月28日に延長が決定、6月21日の岸田総理記者会見で年内継続が発表されました。

ガソリン価格と密接にかかわる原油価格の変動には、今後も注視していく必要があるでしょう。