日本では「国民皆保険制度」が導入されており、すべての国民が何かしらの医療保険に加入しています。
「全国健康保険協会(協会健保)・健康保険組合・共済組合・国民健康保険」とありますが、本記事では、自営業者・フリーランスなどが加入する国民健康保険の保険料について解説していきます。
年々、上限額が引き上げられている国民健康保険料。2024年度はどのくらい引き上げられたのでしょうか。
1. 【国民皆保険制度】国民健康保険に加入する人は?
冒頭で申し上げたとおり、日本は国民皆保険制度で、全ての国民が何かしらの医療保険に加入しています。
- 全国健康保険協会(協会けんぽ)…主に中小企業で働く方とそのご家族
- 健康保険組合…大企業で働く方とそのご家族
- 共済組合…公務員等とそのご家族
- 国民健康保険…自営業者など
- 後期高齢者医療制度…75歳以上(一定の障害がある方は65歳以上)のすべての人
国民健康保険は、75歳未満の自営業者やフリーランス、無職の人などが加入します。
国民健康保険(国保)の保険料は前年の所得に応じて決定する仕組みです。