3. さらに洗練されたお部屋に!団地のお部屋でできる照明アイデア1.フロアライトを取り入れる

フロアライトは、照明計画でも取り入れやすい照明器具です。

メインの照明とは別にお部屋の角に設置することで、お部屋を広く見せたり、間接照明のような柔らかくリラックスした雰囲気を演出したりすることができます。

フロアライトには、以下のようなデザインがあります。

  • シェード型
  • トーチ型
  • グローブ型
  • スポットライト型

シェード型は、笠で電球が覆われたデザインのことで、シェードによって柔らかい光が照らされて、お部屋を落ち着いた雰囲気にしてくれます。

トーチ型は、傘が上を向いたデザインのことで、天井や壁が照らされてお部屋を広く見せる効果があります。

上方向に光が照らされるので、他にはない個性的な空間作りも可能です。

グローブ型は電球全体がカバーに覆われたタイプのことです。光が直接目に入らないので、眩しいと感じにくく、ほんのりと柔らかい光でお部屋を照らしてくれます。

スポットライト型は、アームを動かして光の向きを変えられる照明です。

読書の際のデスクライトの代わりとしても使えます。

フロアライトだけでもこれだけ様々な種類があります。お部屋の雰囲気に合うものを選びましょう。

4. さらに洗練されたお部屋に!団地のお部屋でできる照明アイデア2.お部屋に馴染むデザイン性重視の照明を採用する

団地暮らしのお部屋の照明器具を選ぶ際は、自分が目指すインテリアテイストに沿ったデザインを選びましょう。

たとえば、アンティークな雰囲気のお部屋にしたいなら、ガラスでできたペンダントライトや真鍮が使われたデザインなど、ヴィンテージ風の照明がよく似合います。

和モダンなお部屋にしたいなら、和紙や竹を使った和風デザインの照明を取り入れましょう。

また、照明を選ぶ際には、デザインだけでなく生活しやすい明るさを確保することも重要です。

「ペンダントライトを取り入れたいけど、1つだけだと明るさが不十分」という場合は、簡易型のダクトレールを取り入れて、複数の照明を吊るしてお部屋を明るく照らすことをおすすめします。

賃貸や団地暮らしの場合、退去時に原状回復しなければならないため、勝手に電気配線工事を行うことはできません。

しかし、簡易型ダクトレールであれば、工事をしなくても複数の照明を取り付けることが可能です。

簡易型ダクトレールは、天井に引掛シーリング金物と呼ばれる照明を取り付ける金物器具が取り付けられていれば、簡単に設置できます。

簡易型ダクトレールを取り付ければ、1つの電気配線で複数の照明器具を取り付けられるので、照明計画の幅をさらに広げられます。

ただし、簡易型ダクトレールには、許容ワット数と耐荷重があるので、必ず説明書を確認して許容ワット数と耐荷重を超えないようにしましょう。

許容ワット数を超える量の照明をつけると火災の危険性があります。

また、耐荷重以上の照明を設置した場合、重さに耐えられず照明やダクトレールが落下する可能性もあるため非常に危険です。

許容ワット数と耐荷重を守れば、オシャレなペンダントライトやスポットライトを複数取り付けられます。

お部屋の雰囲気に合わせて好きな照明を選んでくださいね。

5. さらに洗練されたお部屋に!団地のお部屋でできる照明アイデア3.お部屋の主役になるデザインを取り入れる

 家に招いた人の目を惹きつける、お部屋の主役になる照明器具を取り入れるのもおすすめです。

たとえば、野菜のアーティチョークに似た形のシェード型のペンダントライトや、まるでミラーボールのようにキラキラと輝くゴージャスなシャンデリアなどもあります。

ダイニングテーブルの上にデザイン性の高い照明を取り入れ、他の家具をシンプルなもので揃えることで、より洗練されたオシャレなお部屋にすることができます。

また、壁付のスポットライトを設置し、お気に入りのアートやオブジェを照らしてフォーカルポイントを作るのもおすすめです。照明によって壁面を照らされるので、お部屋に奥行きも生まれます。

壁付のスポットライトは、電気工事が不要なコンセントタイプの照明もたくさんの種類があります。ただし、配線が丸見えになってしまうのと、コンセントが近くにある場所でなければ使えないというデメリットもあります。

壁付のスポットライトを使う場合は、配線が目立たないように工夫しなければなりませんが、設置することでお部屋のオシャレさをアップさせることができます。