2. 【コスパ重視のZ世代】外貨両替の手段は意外とアナログ
次は海外旅行に目を向けてみます。クレジットカードが普及したとはいえ、海外旅行の際には最低限の現金を持っていくためにも外貨両替が必要。
海外旅行に行く人たちは、現地通貨への両替をどのようにしているのでしょうか。
全世代で最も多かったのが「クレジットカードで支払い、自国通貨建て決済サービスを使う」でした。
しかし、18~24歳では全世代平均よりも10%以上低くなっています。代わりに「旅行前に外貨両替ショップで現地通貨に両替する」が全世代平均よりも10%高くなっています。
なにかとデジタルネイティブと言われがちなZ世代ですが、外貨両替に関してはアナログ派のようですね。
しかし、空港よりも手数料が安い傾向にある外貨両替ショップを利用しているのはムダを避けるZ世代らしいといえそうです。
執筆者
LIMO・U23編集部は、くらしとお金の経済メディア「LIMO」編集部に所属するインターン生で構成された編集部です。LIMO編集部メンバーにメンターとして監修してもらいながら、Z世代の視点で情報発信していきます。U23編集部メンバーは全員、大学・専門学校に在籍する現役学生。就活や勉強のことから、学生のお金事情やライフハックまで、U23編集部と同世代の読者の方が気になる話題を、ときには鋭く、ときには寄り添って発信していきます。
2024年7月現在メンバーの在籍校は、慶應義塾大学、国際教養大学、駒澤大学、津田塾大学、東京女子大学、東京デザイナー学院、一橋大学、龍谷大学、横浜市立大学、早稲田大学。LIMOのインターンシップは、フルリモートの環境を生かして実施しています。(2024年7月12日更新)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部 編集長室
LIMO編集部記者/校閲者/編集者/介護・終活記事担当
早稲田大学第一文学部卒。公益法人勤務を経て、フリーランス校閲・校正者として15年以上の経験を持つ。2020年よりLIMO編集部に所属。介護離職寸前の状態となったが、配置転換や社内初の介護休暇取得を経てビジネスケアラー生活を乗り切り、認知症の家族の看取りを経験した。一般社団法人終活協議会「終活ガイド資格1級」「認知症介助士」取得。現在は、厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、介護や終活など「シニアを取り巻くくらしとお金」にまつわる記事を担当。趣味は美術館巡り、映画鑑賞、庭いじり(2024年7月10日更新)