5. 政府は年金世帯や低所得者世帯に追加給付金を検討へ

はじめにご紹介した通り、政府は年金世帯や低所得者世帯に追加給付金を検討しています。

昨今の社会情勢による急な物価高に対応するのは、特にリタイアした世帯には難しいところでしょう。

物価高により年金額は2024年度で昨年より2.7%の増額とはなっていますが、マクロ経済スライドの調整により、実質的には目減りとなっています。

少子高齢化の日本においては、年金世帯が公的年金のみで物価高に対応するのは難しく、貯蓄などほかの備えも必要となります。

給付金に関する情報については引き続ききちんと確認する一方で、長く働き続ける、貯蓄の一部に資産運用をとりいれるなどして、ご自身に合った老後の対策をしていきましょう。

参考資料

宮野 茉莉子