岸田総理は2024年6月21日の記者会見にて、年金世帯や低所得者世帯への追加の給付金を検討することを表明しました。
昨今の物価高により給付金情報はたびたび公表されています。
特にリタイアした年金世帯のかたは、ご自身が受けられる給付金情報についてわからないという方もいるでしょう。
今回は年金世帯が受けられる主な給付金について2つご紹介します。
1. 年金世帯が受けられる主な給付金1.2024年度「新たな住民税非課税世帯」等への10万円給付金
まず1つ目は、2024年度住民税非課税世帯等への10万円給付金です。2024年度に新たに住民非課税世帯等に該当した世帯について、10万円の給付金が公表されています。
内閣官房「定額減税・各種給付の詳細」によれば、具体的な対象者は以下の通り。
- 2024年度分の住民税で新たに住民税均等割が非課税となった方のみで構成される世帯
- 2024年度分の住民税で新たに住民税所得割が課されていない方のみの世帯
※世帯全員が住民税が課税されている他の親族等の扶養を受けていた場合には対象外。
※2024年度分の個人住民税は2023年1月1日~12月31日までの収入にもとづく。
上記について、2023年度の7万円もしくは10万円の給付金を受け取った世帯の場合、今回の給付金は対象外となります。
2024年度の10万円給付の開始時期や申請方法、申請期限は自治体によって異なりますので、お住まいの自治体へ確認しましょう。今月から必要な申請書類が送付されている自治体もあります。