3. 富裕層の特徴(2)資産を分散している
富裕層は、保有資産を1つに集中させず、株式や不動産などさまざまなところへ分散させています。
前述の国税庁の調査から見ても分かるように、相続財産は預貯金だけでなく土地・家屋や有価証券など多岐に渡っている状況です。
資産を分散することには、リスクを低減したり、長期的に資産を成長させたりする効果があります。
たとえば、株式や投資信託などの金融資産は、経済成長の恩恵を受けて資産価値が上昇するなど、効率的に資産を増やせる点がメリットです。
もちろんリスクについては十分考慮する必要がありますが、「資産は預貯金のみ」という人は、他の資産へ振り分けることを検討してみてもよいかもしれません。