全国的に梅雨が明け、本格的な暑さが到来しています。

この酷暑を乗り切るための支援として、政府は2024年8月~10月までの3ヶ月間、電気代やガス料金の支援を行うことを発表しました。

歴史的な円安や物価高も生活に大きな影響を与えるなか、富裕層のお金に対する価値観へ注目が集まっています。

本記事では、富裕層への仲間入りをするきっかけについて紹介していきます。

後半では、筆者が銀行員としての経験を通じて感じた富裕層の特徴についても紹介しますので、家計を見直す際の参考にしてみてください。

1. 相続でまとまった資産を受け取る人が増加している

国税庁の調査によると、2023年は約15万人の被相続人が相続税の課税対象となり、合計で約22兆円もの資産が受け継がれています。

これを単純に1人あたりで割ると、被相続人につき1億5000万円の資産を相続している計算です。

同調査によると、相続税の申告を行う人数や相続資産額は年々増加している状況ですので、相続をきっかけに富裕層へ仲間入りする人も珍しくないでしょう。