2.3 相場を頻繁に見ない
値動きをみるとどうしても落ち着けない方は、相場を見ないのも一つの方法です。長期投資においては、日々の値動きをチェックする必要は必ずしもありません。
時折自分が保有する資産をチェックしたり、積立額が正しく指定した投資信託の購入に使われているかチェックする程度で充分です。
相場を頻繁にチェックするのをやめることで、日々の値動きに惑わされずに長期にわたって投資が可能となるでしょう。
3. まとめにかえて
今回は新NISAの下落局面で押さえておきたいポイントについて解説してきました。
新NISAで投資信託に投資していると、値下がりにより一時的な損失を生むタイミングもあるかもしれませんが、焦って売却をしたり、投資を辞めたりしてしまうのはもったいないといえます。
長期投資は日々の値動きに惑わされずに根気強く投資し続けることが大切です。
どうしても換金しなければならない事情がない限り、市場回復を待ちながら淡々と継続するのがおすすめです。
参考資料
- 投資信託協会「そもそも投資信託とは?」
- 投資信託協会「投資信託が持つリスク」
- 三井住友DSアセットマネジメント「米国株はいつ下げ止まるか~過去の弱気相場入り局面を検証する」
- 金融庁「つみたてNISA早わかり ガイドブック」
中本 智恵