多肉植物はユニークな姿が人気の観葉植物です。ぷっくりした愛らしいフォルムもあれば、トゲが生えたワイルドな見ためまで、種類も実に多様です。

室内でも育てることができ、多肉植物を寄せ植えにして楽しむ人も増えています。種類が豊富な多肉植物なら、さまざまなテイストの寄せ植えが作れますよ。

そこで今回は、多肉植物の寄せ植えについて紹介します。さっそくみていきましょう。

1. 多肉植物の寄せ植え、失敗しないポイントは?

他の植物がそうであるように、多肉植物も間違った方法でお世話をしてしまうと枯れてしまいます。とくに寄せ植えにするときは、気をつけておくべきポイントやコツがあるので確認しておきましょう。

1.1 「同じ生育型」の多肉植物を組み合わせる

「同じ生育型」の多肉植物を組み合わせるのがコツ

多肉植物

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多肉植物は種類によって、生長する時期が異なります。生育する時期に合わせて、春秋型、夏型、冬型に分けられ、時期によって異なるお世話をする必要があります。

たとえば、多肉植物の休眠期は水をほとんど与えず、生長期は水を与えて育てるのが一般的です。生長期には、日によく当てて育てることも大切です。

多肉植物の生育型は事前に調べておき、同じ生育型の多肉植物を植えることがポイントです。

1.2 小さめサイズの多肉植物を組み合わせる

小さめサイズなら組み合わせやすい!

多肉植物の寄せ植え

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多肉植物の寄せ植えは、大きめサイズの多肉植物を組み合わせると迫力があってオシャレですが、作りやすいのは小型サイズの多肉植物です。

小さめサイズの多肉植物は値段が手ごろで入手しやすく、寄せ植えにすると愛らしさがいっそう引き立ちます。

多肉植物は葉挿しなどで増やしやすく、適度な大きさになったら寄せ植えにしやすいのも嬉しい点です。生長した株は一部をカットして寄せ植えにすることもできます。

あくまで個人の楽しみの範囲内であれば、自分で増やしながら寄せ植えにして楽しんでみるのもひとつの方法です。