12. 【ご参考】コンビニの売上や客単価の推移は?

2024年7月22日、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会は2024年6月度の売上関連の数値を発表しています。

開示情報には、同協会の正会員7社(セブン-イレブン・ジャパンなど)の売上高、店舗数、客数などが含まれています。

13. 2024年6月分のコンビニの月次情報

6月の全店売上高は9775億2100万となり、対前年同月比1.6%増となりました。全店は31ヶ月連続のプラス・既存店は7ヶ月連続のプラスとなっています。

6月は気温が高かったことからカウンターコーヒー、ソフトドリンク、アイスクリームが好調だったことに加え、販促キャンペーンの効果等により来店客数が増加し、全店・既存店ともに売上高が前年を上回る結果となりました。

また、店舗数については全店で5万5637となり、6月は対前年同月比0.2%減です。

来客数については13億7861万3000人で、対前年同月比で1.2%増となっており、全店・既存店でともに3ヶ月連続のプラスとなっています。

平均客単価は709.1円で、対前年同月比で0.4%増となりました。

14. 2024年6月分のコンビニの商品別売上高

商品別の売上高(既存店ベース)は下記の通りです。

  • 日配食品:前年同月比0.1%増(売上構成比35.2%)
  • 加工食品:前年同月比2.6%増(売上構成比28.1%)
  • 非食品:前年同月比1.3%増(売上構成比32.1%)
  • サービス:前年同月比1.0%減(売上構成比4.6%)

※調査対象はJFA正会員コンビニエンスストア本部7社。セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パンデイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン。

参考資料

齊藤 慧