4. 児童手当で増えたお金で資産運用を始めてみよう

児童手当で受け取ったお金の使い道は自由です。

そのため、お金に少し余裕がある場合は児童手当を資産形成に回すことも検討しましょう。

資産形成をするなら新NISAがおすすめです。投資で得た配当金や利益が非課税となります。年間で最大360万円を投資でき非課税期間に期限もないため、ぜひ利用を検討しましょう。

新NISAの概要

新NISAの概要

出所:金融庁「NISAを知る」

また、月3~10万円の積立投資を新NISAで10年間続けた場合に築ける資産額は以下のとおりです。なお、運用利回りは年率3%を前提とします。

積立投資シミュレーション結果《積立金額別》

積立投資シミュレーション結果《積立金額別》

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」を基に筆者作成

4.1 10年間の積立投資で築ける資産額

《毎月3万円》資産評価額:419万円

  • 元本:360万円
  • 利益:59万円

《毎月5万円》資産評価額:699万円

  • 元本:600万円
  • 利益:99万円

《毎月7万円》資産評価額:978万円

  • 元本:840万円
  • 利益:138万円

《毎月10万円》資産評価額:1397万円

  • 元本:1200万円
  • 利益:197万円

*運用利回りは年率3%

月3万円の積立投資を10年間続ければ、419万円もの資産を築けます。

児童手当を生活費や子どもの教育費以外に回す余裕が少しでもある場合は、ぜひ新NISAでの資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。

参考資料

苛原 寛