3. 子どもの教育費に不安を感じている保護者の割合は?

ソニー生命の調査結果を見てみると、子どもを育てると普段の生活費に加え、1000万円以上の教育費がかかることが予想できます。

教育費は決して安くない金額であり「用意できるだろうか」と思っている保護者もいるかもしれません。

就学段階別「子どもの教育費に不安を感じている」保護者の割合

就学段階別「子どもの教育費に不安を感じている」保護者の割合

出所:ソニー生命「子どもの教育資金に関する調査2024」を参考に筆者作成

全体では、80%以上の保護者が子どもの教育費に不安を感じていることが分かりました。

不安を抱く理由としては、物価の上昇や必要な教育資金がいくらか分からないこと等が挙げられています。

4. 「子どもの学力・学歴は教育費によって決まる」と実感している保護者の割合は?

ソニー生命の調査によると「子どもの学力や学歴は教育費によって決まると感じている」と回答した人の割合は、全体で63.9%でした。

「多少費用がかさんでも、子どもが望むなら大学等へ進学させたい」と回答した保護者は8割半をマーク。

経済的な理由で選択肢の幅を狭めたくないと考えている方が多いことがうかがえます。

ときに「学歴は収入に影響する!」という考えを見聞きする場面がありますが、実際はどのくらい影響があるのでしょうか。次の章で詳しくみていきましょう。