2. 教育費の現状に関するアンケート調査の結果を紹介

2024年3月12日、ソニー生命は「子どもの教育資金に関する調査2024」結果を公表。

教育費の現状がうかがえる質問項目のなかから、3つ厳選して結果をご紹介します。

2.1 子どもが「小学生から社会人になるまで」に必要な教育資金の平均予想金額

子どもが小学生から社会人になるまでに必要な教育資金の平均予想金額は、調査開始以来最高額の1439万円でした。詳しい結果は以下の通りです。

子どもが「小学生から社会人になるまで」に必要な教育資金の平均予想金額

子どもが「小学生から社会人になるまで」に必要な教育資金の平均予想金額

出所:ソニー生命「子どもの教育資金に関する調査2024」を参考に筆者作成

  • 300万円未満:6.5%
  • 300万~400万円位:3.2%
  • 500万~900万円位:11.6%
  • 1000万~1400万円位:31.4%
  • 1500万~1900万円位:9.3%
  • 2000万~2400万円位:25.4%
  • 2500万~2900万円位:4.4%
  • 3000万円以上:8.1%

「1000万〜1400万円位」「2000万〜2400万円位」の間で回答した方が、それぞれ全体の4分の1以上の割合でいます。

4年制大学に進学することや、塾・習い事のことを考えると、教育資金は1000万円以上と予想される現状がうかがえます。

その他、同じ意識調査から就学段階別の「子どもの教育費に不安を感じている」保護者割合などを見ていきましょう。