2.2 固定金利は上昇し始めている
一方、固定金利型の基準である10年もの国債利回りは上昇傾向にあるため、固定金利は上昇しています。以下は、長期固定金利型住宅ローンであるフラット35の借入期間21年以上35年以下、融資率9割以下、機構団信付きの場合の最低金利(年率)の推移の表(奇数月分)です。
フラット35最低金利
- 2022年1月:1.30%
- 2022年3月:1.43%
- 2022年5月:1.48%
- 2022年7月:1.51%
- 2022年9月:1.52%
- 2022年11月:1.54%
- 2023年1月:1.68%
- 2023年3月:1.96%
- 2023年5月:1.83%
- 2023年7月:1.73%
- 2023年9月:1.80%
- 2023年11月:1.96%
- 2024年1月:1.87%
- 2024年3月:1.84%
- 2024年5月:1.83%
- 2024年7月:1.84%
フラット35の金利は2022年から上昇傾向にあり、2024年に入ってからは上昇が落ち着き、横ばいの状況にあるとわかります。現在は2022年1月から0.5ポイント以上上昇しています。