3.4 繰り上げ返済資金を準備する

金利上昇で返済額が増えた場合に備え、繰り上げ返済資金を準備しましょう。

繰り上げ返済には「期間短縮型」と「返済額軽減型」がありますが、返済額軽減型を選ぶと返済期間を変えずに毎月の返済額を低く抑えられます。また、繰り上げ返済のお金は全額が元金に充当されるため、利息の負担も軽減できます。

4. 住宅ローンの金利上昇を想定した計画を立てましょう

ゼロ金利政策が解除されてから住宅ローンの変動金利に目立った動きはありませんが、いずれは影響を受けると考えられます。

住宅ローンの金利タイプは固定か変動かを慎重に検討しましょう。

また、変動金利を選択した場合は金利動向を注視し、金利の上昇に備えた資金の準備が大切です。

参考資料

松田 聡子