2. 【産業別】65歳以上の就業者数は?
内閣府「令和6年版高齢社会白書」より、産業別に65歳以上の就業者の割合が多い産業をみていきましょう。
主な産業別65歳以上の就業者数及び割合(2013年・2023年)は下記のとおりです。
2.1 【産業別】65歳以上の就業者数
- 卸売業・小売業:132万人
- 医療・福祉:107万人
- サービス業(他に分類されないもの):104万人
- 農業・林業:99万人
- 製造業:88万人
- 建設業:81万人
- 宿泊業・飲食サービス業:58万人
- 生活関連サービス業・娯楽業:44万人
- 運輸業・郵便業:41万人
- 不動産業・物品賃貸業:37万人
- 教育・学習支援業:35万人
- 学術研究・専門・技術サービス業:33万人
- 公務(他に分類されるものを除く):12万人
- 金融業・保険業:7万人
- 情報通信業:7万人
産業別に65歳以上の就業者の割合をみると、農業・林業が52.9%と約半数を占めています。
次に不動産業・物品賃貸業、サービス業となっています。
それでは、65歳以上は働かなくてはならない程に貯蓄が不足しているのでしょうか。
次の章で詳しくみていきましょう。