2. 65歳以上世帯はいくら貯蓄している?
ではさっそく、65歳以上の世帯における貯蓄額を見ていきます。
総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2023年(令和5年)平均結果-(二人以上の世帯)」から、平均貯蓄額と中央値をそれぞれ確認します。
- 貯蓄平均値:2462万円
- 貯蓄中央値:1604万円
貯蓄額が2500万円以上ある世帯は、全体の34.2%とおよそ3分の1を占めており、その一方で貯蓄額300万円未満の世帯も15.2%あります。
老後の貯蓄がどれだけあれば安心できるのかは世帯によって異なりますが、少なくとも貯蓄額300万円未満の世帯については、安心して老後を暮らすために貯蓄以外の収入が必須となるでしょう。
貯蓄以外の収入として一番に考えられるのが「公的年金」です。
現代シニアは一体いくらほどの年金を受給しているのでしょうか。
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LIMO編集部は、経済や投資、資産運用等を中心のテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となって情報発信を行っています。またキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどのジャンルで話題となっているニュースの背景も解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年8月31日)。