3.1 床や柱の歪みや傾き

中古住宅購入時のチェックポイント:床や柱の歪みや傾き

家の柱の写真

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床や柱の傾きを確認するためには水平器を持参してチェックするほかに、スリッパを履かずに室内を歩行してみると床の不陸(水平でないこと)を感じることがあります。

3.2 建具の建付け

室内の建具やドア、サッシなどを開閉して複数箇所で開閉しにくいと感じる場合には、不同沈下で建物が傾いている可能性があるので要注意です。

3.3 水回りの漏水の有無、排水の状況

事前に売主に伝えて可能であれば、実際に水を流して漏水の有無やスムーズに排水が流れるかどうかをチェックします。

またキッチンや洗面キャビネットの下などをチェックして、漏水によるシミや傷みなどがないかどうかを確認しておくと良いでしょう。

3.4 照明器具の点灯

照明器具の点灯を確認しておくことも忘れないようにしましょう。

3.5 床下や小屋裏の状況

床下点検口や天井点検口がある場合には、点検口から覗いて床下や天井裏の様子を確認しておくことをお奨めします。

床下では漏水による腐食やシロアリ被害、湿気の有無など、天井裏では雨漏りによるシミ跡や構造材の破損などの重大な不具合を発見できることがあります。

また点検口がない場合には、床下や天井裏の点検やメンテナンスがほとんど行われていないことが推測できます。