2. 薬剤師の平均年収はいくら?
厚生労働省の公表している資料によると、薬剤師の平均年収は577万9000円となっています。
国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均年収は458万円であることから、薬剤師の平均年収は比較的高い水準であることがわかります。
なお、薬剤師の年代別における年収は下記のとおりです。
2.1 薬剤師「年齢別年収」一覧表
- 20~24歳:349万9200円
- 25~29歳:470万6400円
- 30~34歳:554万700円
- 35~39歳:648万1900円
- 40~44歳:624万900円
- 45~49歳:612万9200円
- 50~54歳:689万9700円
- 55~59歳:723万6900円
- 60~64歳:570万9900円
- 65~69歳:603万7000円
- 70歳~:492万5900円
30歳代後半頃から年収600万円以上となり、50歳代後半で年収はピークを迎え平均年収723万6900円となります。
国税庁の同調査による各年代の平均年収と比較しても、薬剤師の平均年収のほうが上回っている部分が多いことから、薬剤師の年収の高さがうかがえます。
次章では、薬剤師になるための訓練期間や方法についてチェックしていきましょう。