6月27日の東京外国為替市場では、およそ30年以上ぶりともいわれる1ドル=160円台をつけ、7月に入っても円安傾向が続いています。

1ドル160円を超えるのは、もはや見慣れた光景となってしまいました。

これからの為替レートはどうなっていくのか、そして我々消費者に与える影響はどのようなものがあるのでしょうか。

今回は、円安が進んでいる理由に触れたのち、新NISAで投資をする際に、円安の下で意識したいポイント、そして円安時にやってはいけない行動3選をご紹介していきます。

1. 【1ドル=160円】止まらない「円安」

2000年代では、ドル円は100円台から120円台で推移していました。

しかしながら、2024年7月現在では1ドル=160円前後を推移するように。

毎日のようにニュースで「円安」と報道されるのを見て、もはや日常になりつつあるこの状況。

海外旅行に行ってみて、その価格を円に換算した時にびっくりしたという方も多いのではないでしょうか。

では、なぜここまで円安が進んでしまったのでしょうか。

考えられる大きな原因を見ていきましょう。