2. 夫婦2人で「月額20万円」の天引き額と手取り額
では、夫婦2人で「月額20万円」の場合の天引き額と年金手取り額を見ていきます。
今回は、夫が厚生年金15万円、妻が国民年金5万円を受け取っているモデルケースでシミュレーションを行います。
シミュレーション条件は下記のとおりです。
- 東京都練馬区在住
- 65歳から年金受給を開始
- 収入は年金のみ
- 控除は基礎控除・社会保険料控除・公的年金所得控除・配偶者控除を適用
夫婦それぞれの年金手取り額を確認していきましょう。
2.1 夫の年金手取り額はいくら?
夫の年金手取り額と天引き額のシミュレーション結果は下記のとおりです。
【天引き額】
- 所得税:0円
- 住民税:0円
- 国民健康保険:約9万6000円
- 介護保険料:約5万円
額面の金額は年金180万円ですが、実際の手取り額は約165万円となり、10%ほど税金や社会保険料として天引きされていることがわかります。
なお、所得税と住民税に関しては、控除を差し引いた合計額の合計が一定基準以下となるため非課税となります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】