リスクモンスター株式会社は2024年6月、毎年恒例となる「この企業に勤める人と結婚したいランキング」の調査結果を公表しました。1位と2位は公務員が独占する結果に。
本記事では、ランキング結果をもとに「この企業に勤める人と結婚したいランキング」を紹介していきます。
職業ランキングから分かる傾向や、結婚相手に重視するポイント、結婚相手に望む年収なども紹介しているので、参考にしてください。
1. 1位は公務員!「この企業に勤める人と結婚したいランキング」TOP20
リスクモンスター株式会社は、第14回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査結果を発表しました。
調査概要は下記のとおりです。
- 調査名称:第14回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査
- 調査方法:インターネット調査
- 調査エリア:全国
- 期間:2024年3月14日(木)~2024年3月18日(月)
- 調査対象者:20~59歳の男女個人
- 調査対象企業と選定方法:各業界の大手企業・組織200社を抽出
- 有効回答数:800サンプル
- リリース公開日:2024年6月12日
上記調査の結果、「この企業に勤める人と結婚したいランキング」で、1位になったのは「国家公務員」でした。
1.1 公務員は9回連続で1位
1位・2位ともに公務員となっており、公務員は9回連続でトップ2を独占しています。
国家公務員・地方公務員の根強い人気がうかがえることから、多くの人が「安定的な職」に就いている人を結婚相手の条件として重視していることがわかります。
1.2 「この企業に勤める人と結婚したいランキング」男女別の傾向
なお、同調査の男女別のランキングでは、上位10社中7社が共通しているものの、11位以下では男女によって回答にバラつきがみられます。
男女別のランキングにおいては、男性の勤務先には食品製造業(サントリー、明治、味の素など)、女性の勤務先には通信業(NTT、KDDIなど)を望む回答が多い結果となっています。
これは男女において、結婚相手の勤務先に対して重視するポイントが異なることが、背景にあるのでしょう。
では具体的に、結婚相手の勤務先に対してどのようなポイントが重視されるのでしょうか。
次章にて、詳しく見ていきましょう。
2. 結婚相手の勤務先に対して重視するポイントは?
リスクモンスター株式会社の同調査によると、結婚相手の勤務先に対して重視するポイントとして、男女・世代問わず「給与額」が1位となりました。
次いで2位が「雇用形態」となっており、結婚相手の勤務先として「経済的に安定した職種かどうか」を重視している人が多いとうかがえます。
なお、3位の「土日休み、有休が取得しやすい」、5位の「残業時間」においては、50歳代と比較して30歳代・20歳代の回答率が高くなっており、若い年齢層ほどワークライフバランスを重要視しているといえます。
3. 結婚相手に求める最低年収は?日本の平均年収と比較
次に、結婚相手に求める最低年収を見ていきましょう。
リスクモンスター株式会社の同調査によると、結婚相手に求める最低年収として回答が最も多かったのは500万円以上でした。
国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は458万円であることから、結婚相手に平均年収以上を求めている人が多いことがうかがえます。
また、男女別による同調査の結果では、約半数の男性は「年収は気にしない」と回答しており、女性よりも18.2ポイント高い結果となっています。
一方で、女性においては、過半数が結婚相手に年収500万円以上を求めており、男性よりも女性のほうが、結婚相手の年収を意識していることがみてとれます。
なお、国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、年齢階層別の平均年収では、男性の平均年収が500万円を超えるのは30歳代後半からとなっています。
あくまで給与所得者の平均的な統計データにはなりますが、結婚相手の年収を考える際は、平均的な年収も考慮したうえで検討できると良いでしょう。
4. 平均年収以上?国家公務員の平均給与はいくら?
では最後に、「この企業に勤める人と結婚したいランキング」で1位となった国家公務員の平均給与を見ていきましょう。
人事院の「国家公務員給与の実態」によると、国家公務員の平均給与月額は41万2747円でした。
1年間の平均給与月額の合計とボーナス(給与4.5ヶ月分)を合わせると、平均年収は約681万円となります。
前章で紹介した「給与所得者の1人当たりの平均年収458万円」よりも、約1.5倍ほど高いことがわかります。
公務員は、安定した給与や雇用形態だけでなく、充実した福利厚生が期待できるため、多くの魅力を備えた職業といえます。
結婚相手としても人気が高いため、転職を考えている方は、公務員も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
5. 結婚相手の企業に求めるものは「十分な給与」と「安定性」
本記事では、リスクモンスター株式会社の公表した調査結果をもとに「この企業に勤める人と結婚したいランキング」を紹介していきました。
調査結果では、結婚相手の企業に求めるものとして「十分な給与」と「安定性」が中心となりましたが、世代や性別、ライフステージによってそのバランスは異なるものとなっています。
現代社会において、共働き世帯や男性の育児休業取得の増加など、働き方やライフスタイルが多様化しています。
特に若い世代の間では、ワークライフバランスを重視する傾向が強まっており、仕事とプライベートの充実を両立できる環境を求める人が増えています。
このような価値観の変化を受け、企業に求められるものも変化しています。
単に給与が高いというだけでなく「充実した生活と安定した給与が得られる」企業こそ、「この企業に勤める人と結婚したい」と思われる要因になるのではないでしょうか。
参考資料
- リスクモンスター株式会社「第14回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査結果を発表」
- 人事院「国家公務員給与の実態」
- 独立行政法人 労働政策研究・研修機構「月例給は29年ぶりの約4,000円アップ」
- 国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」
太田 彩子