3.3 3.年収が高い業種に転職をする
前章で紹介したように、業種によって平均年収が大きく異なることから、年収が高い業種に転職するのも年収アップの1つの選択肢です。
給与水準が他の業種よりも低い場合、長く働き続けて昇進や昇格をしても、劇的な年収アップにはつながりにくいです。
40歳代〜50歳代のミドル層における転職の場合は、キャリアの中で培ってきた専門知識やスキル、経験が豊富なため、転職市場においても一定の需要があります。
自身の強みや価値を明確にし、転職活動を行うことで、希望の転職を実現しやすくなるでしょう。
4. 自分に合った方法で年収アップをしよう
本記事では「年代別の平均年収」と「年収が高い業種」について紹介していきました。
働き盛りである、40歳代前半の男性の平均年収は「602万円」となっており、日本全体の平均年収よりも水準は高くなっています。
もし上記の年収よりも平均年収が低い場合は、本記事を参考に、自分に合った年収アップの方法を検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
和田 直子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行に入社。三井住友信託銀行に転職後、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
現役世代からシニア富裕層までの幅広い個人顧客に対し、資産運用コンサルティングを行う。
<主な専門領域>
投資信託、ファンドラップ、外貨預金、生命保険、医療保険、住宅ローン、事業性ローン、贈与、相続、遺言信託、不動産など、多岐にわたる金融サービスと承継対策をワンストップで提案。特に、長期的な資産形成や富裕層向けのウェルスマネジメント、シニア世代への承継・相続の分野で豊富な知識と実績を持ち、表彰歴多数。
現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のマネー編集部にて企画・執筆・編集・監修を担当。
厚生年金保険と国民年金保険(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用を専門とする。
NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローンなどの国民生活に直結する金融情報を始め、FX、株式投資、金(ゴールド)などの投資経験をいかし仕組みやリスクなどを分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成【2025年10月7日更新】