2. 「公衆浴場数」意外な県がナンバー1だった
総務省統計局が公表した「社会生活統計指標-都道府県の指標-2024」によると、人口10万人当たりの公衆浴場数が1番多い都道府県は青森県です。気になる数は、人口10万人当たり、23か所となりました。
次に多いのは、鹿児島県の16.6か所。そして大分県の11.8か所、富山県の7.6か所という順番になりました。
TOP3は10件超え。その中でも青森県の23か所は圧倒的な数字と言えるのではないでしょうか。3位の大分県と比較しても、2倍以上多い数値となっています。ちなみにですが、全国平均は2.8か所となっています。
3. 日本有数の温泉地として知られる青森県
人口10万人当たりの公衆浴場数が日本で1番多い青森県は、日本有数の温泉地として知られています。青森市の「酸ヶ湯温泉」や、幻想的なランプの灯りの中で入浴できる、黒石市の「青荷温泉」などがあります。
温泉地数は124か所で全国5位。湧出量は14万7024リットルで全国4位となっています。青森県の一般公衆浴場のうち、約8割が温泉を利用したものだそう。
青森県は温泉以外のスポットも数多く存在。世界遺産の白神山地や、マグロで有名な本州最北端の岬・大間崎。十和田湖から流れ出す渓流・奥入瀬渓流などが有名です。
2022年の観光入込客数は約2680万人で、観光消費額は1495億円3700万円でした。
いかがでしょうか。今回は、人口10万人当たりの公衆浴場数が1番多い都道府県について紹介しました。
3.1 調査概要
調査日:2024年7月1日
調査人数:200人(全国の10歳代~60歳代)
参考資料
小野田 裕太