3. 年金から何が天引きされているのか、しっかりと把握しておこう
本記事では、年金から税金も社会保険料も天引きされない人の特徴について詳しく紹介していきました。
老後の大きな収入源である公的年金は、現役時代と比較すると受け取れる金額が少ないものとなっています。
さらに、年金からも税金や社会保険料が天引きされており、生活費として使える年金額は額面の8〜9割前後になることが予想されます。
ご自身の年金から「何が・いくら天引きされているのか」をしっかりと確認し、天引き後の年金額で老後の家計シミュレーションを行えると良いでしょう。
【編集部よりご参考】
厚生労働省年金局の「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」より、額面での年金額もご紹介します。
国民年金(老齢基礎年金)の受給額
- 〈全体〉平均年金月額:5万6316円
- 〈男性〉平均年金月額:5万8798円
- 〈女性〉平均年金月額:5万4426円
厚生年金(老齢厚生年金)の受給額
- 〈全体〉平均年金月額:14万3973円
- 〈男性〉平均年金月額:16万3875円
- 〈女性〉平均年金月額:10万4878円
※国民年金の金額を含む
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「年金振込通知書」
- あま市「よくある質問」
- 日本年金機構「年金から介護保険料・国民健康保険料(税)・後期高齢者医療保険料・住民税を特別徴収されるのはどのような人ですか。」
- 日本年金機構「非課税所得とは、どのようなものですか。」
太田 彩子