4. 自分の将来受け取れる年金受給額を把握しておこう

本記事では、2024年度の年金額例とあわせて、国民年金・厚生年金それぞれの平均月額について紹介していきました。

近年では物価高の影響が大きくなっており、今後の年金受給額はさらに目減りしていくことが予想されます。

特に国民年金のみ受給の場合は、現状でも月に夫婦で10万円ほどしか受け取れないため、現役時代のうちから老後資金の準備をしておくことが大切になります。

まずは「ねんきんネット」を利用して、ご自身の将来の年金見込額を確認しましょう。

そのうえで、将来年金だけではどのくらい生活費が赤字になるのかをシミュレーションし、老後の備えを進めていけると良いでしょう。

【編集部よりご参考】

記事内で厚生年金の平均額も紹介しましたが、個人差があるため「厚生年金に加入していれば手厚い」とも限りません。

参考までに、厚生年金保険(第1号)の受給額ごとの人数もご紹介します。

  • 1万円未満:6万1358人
  • 1万円以上~2万円未満:1万5728人
  • 2万円以上~3万円未満:5万4921人
  • 3万円以上~4万円未満:9万5172人
  • 4万円以上~5万円未満:10万2402人
  • 5万円以上~6万円未満:15万2773人
  • 6万円以上~7万円未満:41万1749人
  • 7万円以上~8万円未満:68万7473人
  • 8万円以上~9万円未満:92万8511人
  • 9万円以上~10万円未満:112万3972人
  • 10万円以上~11万円未満:112万7493人
  • 11万円以上~12万円未満:103万4254人
  • 12万円以上~13万円未満:94万5662人
  • 13万円以上~14万円未満:92万5503人
  • 14万円以上~15万円未満:95万3156人
  • 15万円以上~16万円未満:99万4044人
  • 16万円以上~17万円未満:104万730人
  • 17万円以上~18万円未満:105万8410人
  • 18万円以上~19万円未満:101万554人
  • 19万円以上~20万円未満:90万9998人
  • 20万円以上~21万円未満:75万9086人
  • 21万円以上~22万円未満:56万9206人
  • 22万円以上~23万円未満:38万3582人
  • 23万円以上~24万円未満:25万3529人
  • 24万円以上~25万円未満:16万6281人
  • 25万円以上~26万円未満:10万2291人
  • 26万円以上~27万円未満:5万9766人
  • 27万円以上~28万円未満:3万3463人
  • 28万円以上~29万円未満:1万5793人
  • 29万円以上~30万円未満:7351人
  • 30万円以上~:1万2490人

参考資料

太田 彩子