4. まとめにかえて
高所得貧乏の方は、自分が実は貯蓄をできていないといことに気が付いていないケースがあります。
まずは、毎月の収支を把握し、現状の家計を客観的に知ることが大切。
今回ご紹介した内容を参考にしながら「自分は高所得貧乏の予備軍になっていないか」どうか、家計をとおして見直してみてください。
5. 【参考】「世帯年収1000万円」の世帯割合は12.6%
今回、高所得かつ貧乏である世帯に注目していきましたが、実際の日本における年収はどのような状況なのでしょうか。
厚生労働省「2022(令和4)年国民生活基礎調査の概況」によると、日本の所得金額の分布割合は以下のとおりです。
- 100万円未満:6.7%
- 100万円以上200万円未満:13.0%
- 200万円以上300万円未満:14.6%
- 300万円以上400万円未満:12.7%
- 400万円以上500万円未満:10.3%
- 500万円以上600万円未満:8.4%
- 600万円以上700万円未満:7.3%
- 700万円以上800万円未満:6.2%
- 800万円以上900万円未満:4.9%
- 900万円以上1000万円未満:3.6%
- 1000万円以上1100万円未満:3.1%
- 1100万円以上1200万円未満:2.1%
- 1200万円以上1300万円未満:1.7%
- 1300万円以上1400万円未満:1.1%
- 1400万円以上1500万円未満:1.0%
- 1500万円以上1600万円未満:0.7%
- 1600万円以上1700万円未満:0.5%
- 1700万円以上1800万円未満:0.4%
- 1800万円以上1900万円未満:0.3%
- 1900万円以上2000万円未満:0.3%
- 2000万円以上:1.4%
参考資料
下中英恵FP事務所 下中 英恵