12. 日本の平均年収はいくらか
国税庁「民間給与実態調査統計」によると、日本の平均年収は以下のとおりです。
- 平均年収:458万円
- 男性の平均年収:563万円
- 女性の平均年収:314万円
昨年の金額(446万円)に比べて2.7%の伸び率を記録しています。
内訳を見ると、男女で比較すると年収に差が見られます。
13. 【関東エリアと関西エリア】手取り年収と中央値を比較
では、関東と関西で手取り年収の平均値、中央値はいくらなのでしょうか。
金融情報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和5年)」によると、手取り年収の平均値、中央値はそれぞれ以下のとおりでした。
- 【関東】手取り年収の平均値:601万円、手取り年収の中央値:500万円
- 【関西】手取り年収の平均値:587万円、手取り年収の中央値:500万円
手取り年収の平均値は、関東が関西よりも14万円多くなっています。一方、中央値はどちらも500万円でした。
おおよその人の年収は関東と関西であまり変化がないともいえます。
年収は、業種や職種などにも左右されるもの。もちろん、その人の努力によるところも大きいでしょう。
「言葉の壁」を感じる場合には早めに解消し、ストレスなく業務にあたりたいものですね。
14. 分からない方言があれば「職場の同僚」「地元の知人」に尋ねてみよう
慣れない方言で、さらに早口で話しかけられたとき、何を言っているのか聞き取れないこともあるでしょう。
実際、お客様に聞かれたことにすぐ答えられなかったり、会議で発言しにくいと感じたりした経験がある方もいるかもしれません。
方言が分からないときはそのままにせず、思い切って職場の同僚や近所の方に尋ねてみるのもひとつの手段です。
あらかじめ使い方や意味を把握しておくことで、仕事中はスムーズに会話ができるようになるでしょう。
方言には独特のニュアンスを含むものや、面白い由来があるものもたくさん! 現地の言葉に親しみながら、新しい場所でも充実した時間を過ごしてみてくださいね。
参考資料
花輪 えみ