2. 「厚生年金・国民年金」の平均月額は?厚生年金の平均受給額は約14万円
厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考に、平均的な厚生年金と国民年金の受給額を見ていきます。
2.1 厚生年金の平均月額
〈全体〉平均年金月額:14万3973円
- 〈男性〉平均年金月額:16万3875円
- 〈女性〉平均年金月額:10万4878円
※国民年金部分を含む
2.2 国民年金の平均月額
続いて国民年金の受給額を確認しましょう。
〈全体〉平均年金月額:5万6316円
- 〈男性〉平均年金月額:5万8798円
- 〈女性〉平均年金月額:5万4426円
自営業者や専業主婦(夫)などが加入する国民年金の受給額は、平均で約5万円となりました。
これに対して、会社員や公務員が加入する厚生年金は、平均的な受給額が月額約14万円となりました。
夫婦で国民年金なら月額約10万円、夫婦で厚生年金なら月額約28万円ほどを受給できる見込みです。
しかし、年金の受給額には個人差があります。
ご自身がいくら受け取れるのかは、ねんきんネットやねんきん定期便を参照しましょう。
なお、年金には「繰下げ受給」で年金額を増やす仕組みもあります。
繰下げた期間によって毎月0.7%ずつ年金額が増えていき、増額率は生涯変わりません。
75歳まで繰下げた場合には、84%増額することもできます。65歳以上も働いて収入を得るシニアが増えてきているため、こういった制度を適宜活用して老後の収入を増やすのもひとつの方法です。
著者
ファイナンシャルアドバイザー。京都教育大学卒業後、SMBC日興証券株式会社に入社。個人・法人の資産運用コンサルティング業務に従事。「株式・投資信託・債券」などを中心とした資産運用や、保険商品を活用した相続対策など、お金に関するトータルサポートをおこなった。現在は金融IT企業で個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。一種外務員資格(証券外務員資格)、AFP(Affiliated Financial Planner)保有。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」でも執筆を行う。(2026年7月11日更新)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員/金融ライター
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)保有。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて主にリテール営業に従事した。とくに銀行では国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険、住宅ローンなどの販売に携わり、全国表彰歴あり。金融機関勤務後は経験を活かし、株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)に入社。
現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に記事の企画・執筆・編集・監修をおこなっている。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。(2025年8月25日更新)