2. 40歳代「おひとりさま」の収入から貯蓄に回す平均割合は?【一覧】

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成19年以降)」によると、40歳代 単身世帯の「年間手取り収入からの貯蓄割合」は下記の結果となりました。

  • 5%未満:6.7%
  • 5~10%未満:8.7%
  • 10~15%未満:17.8%
  • 15~20%未満:3.4%
  • 20~25%未満:9.1%
  • 25~30%未満:2.4%
  • 30~35%未満:6.7%
  • 35%以上:15.4%
  • 貯蓄しなかった:29.8%

生活や収入の状況によって多少の変動はあるものの、最も多かったのは「10~15%未満」で、平均値も16%となりました。

出所:maruco /iStock.com

上記から、多くの40歳代おひとりさま世帯が収入の1割程度を貯蓄に回していることがわかります。

一方で、貯蓄をしなかったと回答した人は全体の約3割を占めており、収入から貯蓄に回す余裕がない世帯も一定数存在しているとうかがえます。

もし、なかなか貯蓄ができないと悩んでいる人は「先取り貯蓄」を検討してみましょう。先取り貯蓄とは、給料が振り込まれたら日常生活で使うお金を仕分ける前に、貯蓄分の金額を別の口座に分ける貯蓄方法を指します。

先取り貯蓄をすることで、毎月決まった額を必ず貯蓄できるため、より安定的に目標金額を貯めることができます。

まずは、5%から先取り貯蓄を始め、徐々に10%、15%と収入から貯蓄にまわす割合を増やしていけると良いでしょう。