6月の後半に入りますが、すでに真夏日が続いています。

日本気象協会によると今年は梅雨前線の北上が遅れているため、本格的な梅雨の到来が例年よりも遅い傾向になるようです。

関東甲信地方では6月20日ごろに梅雨入りとなる予想で、梅雨入り直後から大雨となって、梅雨末期の豪雨には警戒が必要との情報も。

なお梅雨明け後には猛暑になり、残暑も厳しくなることが予想されています。

今年の夏はできるだけ涼しい場所で過ごすなどの工夫が必要になるとともに、室内でも決して無理をせずにエアコンを使用するようにした方がよいでしょう。

パナソニック株式会社「エオリア」の調査によると4月末時点でのエアコン利用率は47都道府県すべてで昨年同時期の利用率を上回っていて、全国的に冷房利用開始が早い傾向にあるそうです。

しかしエアコンの効き具合は家によって異なり、「お隣さんは涼しいといっているのに我が家ではエアコンをつけてもあまり涼しくならない」といったこともよく耳にします。

そこで今回は冷房しても家の中が暑い原因や、冷房が効く住まいにするためにリフォームで改善できるポイントを紹介したいと思います。

住宅のプロである筆者の目線からの意見も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。