3. マンスリーマンションのメリット・デメリット

マンスリーマンションのメリット・デメリット

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初期費用が割安で最小限の荷物だけで手軽に入居可能なマンスリーマンションですが、デメリットが全くないわけではありません。

そこでマンスリーマンションのメリットとデメリットを紹介します。

3.1 マンスリーマンションのメリット

一般的な賃貸物件と比較して、マンスリーマンションのメリットには以下のようなものがあります。

  • 敷金、礼金、仲介手数料などの初期費用が不要
  • 家具や家電などの生活必需品があらかじめ部屋に備え付けられている
  • 入居手続きが簡単で、電気、ガス、水道等の開栓手続きも不要
  • インターネットや郵便のやりとりだけで契約できることが多い
  • 気に入らなければすぐに利用を辞めることができる

マンスリーマンションの最大のメリットは、スーツケースひとつで気軽に引っ越しすることが可能で、入居した当日から普段と変わらない生活を始めることができる点だといえます。

3.2 マンスリーマンションのデメリット

一方で、マンスリーマンションのデメリットには次のようなものがあります。

  • 滞在が長期に及ぶ場合には、一般の賃貸物件よりもコストがかかることがある
  • 入居前に部屋の内見ができないことが多い
  • 家具や家電は全て備え付けなので、自分で自由に選ぶことができない
  • 身元確認ができればすぐに入居が可能なので、マナーの悪い入居者がいた場合にトラブルが発生しやすい
  • 家賃は一括前払いでの支払いを求められることが多い

マンスリーマンションは、数ヵ月程度の滞在であれば一般的な賃貸物件よりも低コストで入居することができます。

一方で長期の滞在になる場合にはコストアップになってしまうことが多いのが最大のデメリットといえるでしょう。

4. まとめ

マンスリーマンションは部屋探しに時間をかけられない人にとって便利なものだけではなく、夏の間だけ避暑地のマンスリーマンションで過ごすといった利用方法もあります。

一方で通常の賃貸物件やホテルなどと比較してデメリットも存在するので、メリットとデメリットを事前によく検討した上で利用するかどうかの判断をすることが大切です。

参考資料

亀田 融