定年退職後も働いて「月20万円」稼ぎたい!でも働くと年金支給額が減るって本当ですか?
年金支給額が減る仕組みを解説!
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老後の生活を少しでも楽にするため、定年退職後に働くことを検討する人も多いです。
ただし、老後に働く場合には年金額との兼ね合いが必要になります。場合によっては、老後に働くことで年金支給額が減らされるためです。
本記事では、定年退職後に働いて月20万円稼いだ場合を例に、年金支給額が減らされる仕組みを紹介します。
1. 定年退職後も働く人はどれくらいいるのか
まずは、定年退職後も働く人がどれくらいいるのかを確認しましょう。
総務省統計局によると、2021年の高齢者の就業率は65歳以上が25.1%、70歳以上が18.1%です。
定年退職後も働く人が一定いることがわかります。また、平均寿命が伸びている日本では今後も高齢者の就業率は上昇する可能性が高いでしょう。
しかし、老後に働くと年金支給額が減らされるという声も聞かれます。
次章で、老後に働くことで年金支給額が減らされるのかを確認していきましょう。
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。