3. 「団地の押入れ」活用方法1. オープン棚で「見せる収納」を作る

団地の押入れの収納スペースに困っている方はふすまを取り外し、オープン棚として見せる収納を作りましょう。

取り出しにくさを考慮する必要がないため、収納量を増やせます。

また、ふすまを外すだけでも部屋に広がりを感じられます。

キャスター付きの収納や、整理しやすい収納ボックスを使い収納スペースとしてください。

よく使う物は「手前」「中段」に収納し、使う機会が少ない物は「天袋」「上段」に収納しましょう。

下段にはキャスター付きの収納があると、出し入れが容易になります。

押入れの上段に手が届かなければ、何も収納せず使用しないことも検討してください。

手が届かない範囲は、出し入れが手間な上に落下の危険があります。

また、使用する収納ボックスは色と形状を揃えると、統一感のあるきれいな「見せる押入れ収納」を作れます。

一方で、「見せる押入れ収納」は急な来客時などに隠したいときがあるかもしれません。

いつでもすぐに隠せるように、ロールスクリーンの設置がおすすめです。

普段は、ロールスクリーンを上げておくと干渉することはなく、チェーンの簡単な操作ですぐに降ろせます。

押入れに収納する際の注意点は、隙間なく物や布団などを収納する場合、湿気がこもりカビが発生する可能性です。

カビ対策として、押入れの床にスノコを敷くと空気が通り換気できるのでおすすめです。

4. 「団地の押入れ」活用方法2. リモートワークスペースを作る

押入れの使い方の一つに、リモートワークスペースを作る方法があります。

押入れの中段にパソコンなどを設置し、下段は足の可動域確保のスペースを空けておきましょう。

イスに座った際に作業する高さに問題なければ、部屋の空間を使うことなくワークスペースを確保できます。

デスクを準備する必要もありません。

押入れに奥行き・横幅が十分にあると、仕事で使用する書類や周辺機器なども設置できます。

押入れの下段にイスを収納する場合、スツールがおすすめです。

背もたれ付きのイスのほうが仕事をしやすいのか、事前に確認しておきましょう。